2009年6月29日月曜日

積丹!!!!

コケギンポ黄色バージョン


先日POSEIDON号の保守がてら会社のT中君を連れて美国近辺ぶらり一人潜りを楽しんできました、いやいや素材撮りです、、、、、ちょうど札幌が32度まで気温が上がった日で海況もよくじっくり写真を撮れました、普段はゲストの方とファンダイビングが主なのでほとんどカメラは持ちませんので気合十分で土田が好きな宝島西根の深場深場へと行きレアな被写体がいないかなと探しながらのダイビングです。結局探せなかったのですが気を取り直し壁に張り付き撮影を行いました、最近土田は自前でデジカメを購入いたしましてはまっているのですが今まではニコノスⅤ型のワイドレンズが主流ででいろいろな海を撮っていましたが積丹のマクロが面白くどんどん出費が増えていく有様です。会社業務なので基本器材は支給ですが自腹で買ったのはバカ気の至りで23歳に買った水深1000m防水のタグホイヤ(誰が潜るか!)20万円以来でございます、ちなみに使用しているカメラはSEA&SEAの1Gというカメラです一眼レフもいいなと思いますがワイドからマクロまで水中でレンズ交換ができることや水中の色がより鮮やかに写る機能など、かなりスペックが高くなかなか良いカメラです2台目などをお探しの方にはお勧めです! 
私たちがホームにしている積丹町美国はとても環境的に自然が残りやすいところだと思っています、一つは海岸線に道がなく護岸さ
れていないということが挙げられます、皆さんもよく思い返してみると海岸線のドライブ♪♪ルンルンなどと思っているかもしれませんがそれは自然の海岸線が失われているということにも繋がっているのです、但し海岸線に住む方は  津波の被害や大時化などのことを考えると傷ましい自然災害も起きていますので当然整備してほしいことなのですがその分栄養土などが流れなくなっていることも事実ですね、どちらが正しいかは論じることではないことではあります。その点美国は道路が途中から山沿いに上がっていきますのでというか海岸線が切り立っている場所なので道路の必要性がないのですが、、、、自然が残っているということになります我々ダイバーも多くのポイントがあり感謝感謝の海域となっています、きっとまだ未開発のポイントがあると思いますので折を見ながら探していきたいと思います。今回はその時撮りました写真の一部をアップしてみました、ポイントの開発と年間の生物の種や生体など面白いテーマがありましたら、またアップしていきますね!

最後に最近思ったこと、、、、、
お客様「土田さんておいくつなんですか~?」
土田「もうすぐ48になります」
お客様「いや~お若く見えますね!とても50歳には見えませんよ!」
土田「ありがとうございます(50歳じゃなくて40代だって!心の叫び)」
48も50も同じなんですね(泣き)、、、、、、

ミノウミウシ(ガーベラ?サクラ?)卵隗が見えます
ミノウミウシ(ガーベラ?サクラ?) 1cm位の個体です













海サボテン(日中は触手のようなものをひっこめています)













ワカメ!

2009年6月18日木曜日

植樹に感動!


6月7日にえりも町で開かれた「 第60回北海道植樹祭inえりも」に参加してきました、なんと1600人も集まったそうです高橋はるみ知事もきておりまして盛大でした。当社はえりも町さんに仕事などで日頃大変お世話になっておりまして、少額ですが協賛をさせていただきました。実は土田は生まれて初めて植樹というものを体験してきました、実際に植樹をしてみた感想は「素直に感動した!!!」でした。ご存知の方もいらっしゃると思いますが山と海は非常に密接な関係にあります、良い漁場の近くには必ずと言っていいほど整備された山があるところが多いのです、山の養分が川や雪解け水や雨水などの水分になり海に流出し豊かな海を作っているのです。テレビで放映し見ている方もいらっしゃると思いますがかつて エリモは広葉樹などが豊かな原生林で覆われていました、しかし燃料用などのために伐採が進み砂漠状態になり、その影響で当然海では海藻が枯れ漁獲量も大幅に落ち込み、エリモ自体の存続も難しい局面になったとのことです、そこで当時町民や自治体が一致団結し年月をかけ植樹を一から行い豊かなエリモに戻り現在があるとのことです。
わずか2本のクロマツですが、この木が生長をしエリモの緑化に少しでも役に立つようにと植樹し願いました。我々ダイバーも海には日ごろから親しみ楽しんでいますが積丹ブルーと言われているのは実は磯焼け現象が進み海藻が無くなり岩盤が白くなることから、より青が際立って見えるだけのことで本来は悲しいことなのです、環境問題が叫ばれている昨今ですが我々も間接的なところから環境を悪化させないことはできると思います、植樹もその一環ですし排水の問題などもそうです、現在の海は環境が変わり悪化してきている最中だということを認識し子供たちや孫の代まで100年後の先まで考え行動していかなくてはならないと思いました、個人だからできること企業だからできることそれぞれの観点に立ち行動したい 
ものです。株式会社沿海調査エンジニアリングPOSEIDONとしても今後も継続して植樹活動をしていきたいと考えています。  
今回はちょっと堅い話でした











2009年6月10日水曜日


中国で潜って夜はへろへろ!




ナマコ関連の調査業務で中国の大連と大長山島という所に行ってきました。千歳からは大連の直行便が出ていて約4時間で到着する遠いようで非常に近い国でした。大連は昔日本の統治下にあった街ですが現在は人口500万人を超える大都市で、東京の様に高層ビルが立ちならび近代化が進み活気のある街でした。空港からは30分稚度でホテルに着くのですがそのタクシーとか自動車とかまるでレースをしてるかの様で土田的にはアジア関連でかなり慣れていると思っていましたが、本当に怖かった、、、、、



翌日はフェリーで大長山島に渡ったのですが、国策で昨年の12月までは外国人は立ち入ることのでき   ない地域で開放されて間もなくということもあり熱烈歓迎を受けました、最初に世界で唯一と言っていたナマコ博物館なるものを視察し、その後水中に潜り調査を行いました。水中は全く磯焼け現象が見られなくワカメや昆布が繁茂しておりたぶん日本も昔はこんな風に豊かな環境だったのだろうなと思いながら撮影等を行ってきました。中国では私有地が存在しないらしく土地も海域も借地権のようなものを設定してビルを建てたり養殖をするそうです。この大長山島の海も見渡す限りホタテなどの養殖施設がありこれがすべて1企業のものだと聞いてそのスケールにびっくりしました日本とは感覚と制度がかなり違います。(興味のある方はグーグルで見るとわかるのですが無数の施設が見えますよ)

また大連近辺だと思うのですが普通にナマコの真空パックが売られています、こちらの人は毎日ナマコを食べるそうで、これを食べると風邪をひかないとか言ってました。我々の感覚では中華材料のイメージがあり、北京オリンピックの影響でナマコの値段が上がりその後値崩れをするのではとのことでしたが確かに北海道のナマコは一級品で高級食材だそうですがそれ以外のナマコも大量に消費されているそうです。


初めて中国に行ってみて思ったことは北京オリンピックは一つの通過点にしか過ぎないだろうと思いました、あれだけの広い国土と国民そして企業力これから益々近代化が押し進められていきインフラの整備や、環境問題、を含めてとてつもなく本当の大国になっていくような気がしましたおちおちしてられません、もう追い抜かれているかもしれません。但し反対に日本が蓄積してきた様々なことをこれからビジネスチャンスとして活かせるかもしれません。よく大企業が中国に行き失敗したとか撤退したとかよくない話を聞きますがお会いした中国の会社社長は人との縁や義理を大事にする方でした、うまく手を結ぶことで灯りが見えるような気がします。但し商売には本当に厳しく接している、そんな印象を受けました。

最後にTHE宴会の話です、、、、、、
毎日々宴会の日々でした中華料理は海鮮系が中心であり味付けも非常においしく私的には口にすごく馴染みました、宴会は主に個室で行われまして人数に合わせた部屋の広さがあり(と言っても一般的な日本の倍くらいの広さ)オーナーが必ず上座にいます。
料理が5品位揃ったところでオーナーの挨拶乾杯で宴が始まります、このとき飲むお酒が白酒と書いてバイチュと読みますこれがすごくてアルコール度数が52度あり基本的にのめる方は小さめのグラスで一気に飲みグラスを両手で傾けてお酒が残っていなことを示します、そのあとは基本的に一人で飲んではいけないようです、また次の人が挨拶してと延々続き酔っ払ってくると目が合えば一対一で乾杯が始まり、席を立ち乾杯をし、10人くらいでそのバイチュが4本くらい無くなると今度はビール(ビーチュと発音)でまた延々と続きます。土田的にはお酒は強いと思っておりましてなんとかついて行きましたが中国の人は半端なく強い!!!!しかし帰国してから胃がおかしくなり10日間お酒が飲めず胃カメラまで飲む羽目になってしまいました、、、、、、後で聞くと無理して飲まなくても全く問題はなく単に土田的に勢いがついてしまったのが原因でございました、、、、
遠いようで近い国、中国。
もっと勉強をしようかなと思っています。
取りあえずレッドクリフP-Ⅱ見てきました!
また行く機会があると思いますが私たちの環境調査工事の会社としても何かビジネスを見つけていきたいと思っております。

2009年6月1日月曜日

pom pom島のご紹介!



視察を兼ねてマレーシアのシパダンエリアであるpom pom Island Resortに行ってきました。
今までもマブール島やカパライ島、ランカウイ、ランテンガなどマレーシアには8回ほど行ってますがこのリゾートは昨年春にソフトオープンして今年からグランドオープンになった新しいリゾートということで訪問してきました。

行き方は、札幌からだと千歳から大韓航空でインチョン経由コタキナバル直行がありますので非常に近く便利です、その日はコタキナバル泊ですが次の日の10時くらいにはリゾートに到着しています。

まず施設ですが本当に快適に、また島が広いため非常に開放感があり私の行ったリゾートではベスト3に入るほど快適な リゾートでした、部屋は写真ではわかりずらいかもしれませんが広々としていて清潔で海側のテラスが全開放になりとても眺めが良い空間でした、またダイバー用にとコンセントがいくつもあり、バスタブはありませんが清潔なシャワールームで珍しくお湯がた  
っぷり出ます。また洗面台も2台ありゲストが広々と使えるように工夫されています。水上コテージもありますが現在増築中とのことでしたが気持ちよさそうでしたよ。

レストランも写真の通り非常に大きく開放感があり200名のゲストを想定しているとのことでした、また食事も大変美味しく女性にとってはうれしいフルーツやデザートも充実していました、そして野菜類も多くゲストの国籍に合わせてアレンジをしているとのことでした。土田には嬉しくバーも充実しており何と日本酒までありました、リゾートらしくないですが現地のスタッフと毎晩何故か熱燗を飲んで汗かいてました、、、、

また特筆すべき点はこの島にはミネラルウォーターが売っていません、なぜなら最新の浄水器で雨水をクリアーにして水道の水が美味しく飲めるからなのです、ほかのリゾートは飲料水や生活水は船で島まで運んでくる場合がほとんどですがこの島ではそのような点は非常に   安全でECOな島だたのです!ちなみに部屋にはペットボトル
が置いてあり水道水を入れて飲み水にしているので余計なごみも出ないようになっています。オーナーのこだわりが感じられました!

またまたビックリなのが普通南の島へ行くと布団?が薄かったりなんとなく塩っぽかったりしますがここのリゾートはある程度厚みがありフカフカで本当にぐっすり眠れるベッドでした、いつもはなれる頃に帰国することが多いのですが初日からぐっすり寝ることができました、結構これって今まで仕方がないと思っていましたが重要なことですよね!




肝心のダイビングはどうかといいますと器材の預かりから乾燥までいわゆるお殿様お姫様ダイビングタイプであり、1日3本のボートダイビングが基本で4本目以降はセルフで無制限というシパダンエリアパターンです、でもこのようなリゾートいいところはゆっくり朝食をして2本ボート昼食、お昼寝ゆっくり3本目という時間があくせくしていないところにありますね!せっかく部屋もすばらしいですのでゆとりを持ってリゾートできます。水中は主にマクロが中心です、じっくりのんびり潜りたい方にはお勧めですシパダン島にも行くこともできますがお勧めは島周辺でのマクロダイブが楽しいですよ、また写真にもありますがこの島はウミガメが産卵にくる島なので(滞在中にも産卵していました&子ガメの誕生も見ることができました)カメは当然そこらにいますしまたバファローフィッシュやハナダイ系も多くいます現地はまだポイント開発がこれからとのことでしたので今後楽しみです。ガイドもマレーシアン、イタリアン、イングランドのガイドがいますが日本語を話せる修行中のジェイソン君と日本人のちえみさんという方がいらっしゃいますので陸も海も特に心配する必要はありませんよ。

マブールもカパライも素晴らしいリゾートですがほぼダイバーオンリーの島となっています、また現在では入島制限が厳しくなかなかシパダンに行けないのも現実です、PomPomはダイバーはもちろんファミリーやハネムーナーを含め島と海でゆっくりとしたい人には快適なリゾートでした、また来年の4月くらいにはかなり大型のスパが完成するとのことです、女性には嬉しそうですね!



この仕事をしていると国内外のリゾートに滞在をすることも多くあります、最近思うのが世界的にかはわかりませんがECOに関して気を使いまた実践しているリゾートが増えて来ているなと思います、日本は先進国ですが、反対に何でもありの国でもあります、何もないから工夫して生活やビジネスをすること、何でもあるからついついお金で解決してしまうこと、否定をしてるわけではありませんがもう少し考えなければならないのかなと思います。

自然の中に身を置くとダイナマイト漁で荒れたサンゴや反対に再生してる動植物が見えてきます、人間の手で壊してきたものはなかなか元には戻らないかもしれませんがこれ以上悪化をさせることは防げると思います。

我々の少しの形で変わっててくるかもしれませんね。



次回は土田中国で潜って夜はへろへろの巻です!