2009年6月10日水曜日


中国で潜って夜はへろへろ!




ナマコ関連の調査業務で中国の大連と大長山島という所に行ってきました。千歳からは大連の直行便が出ていて約4時間で到着する遠いようで非常に近い国でした。大連は昔日本の統治下にあった街ですが現在は人口500万人を超える大都市で、東京の様に高層ビルが立ちならび近代化が進み活気のある街でした。空港からは30分稚度でホテルに着くのですがそのタクシーとか自動車とかまるでレースをしてるかの様で土田的にはアジア関連でかなり慣れていると思っていましたが、本当に怖かった、、、、、



翌日はフェリーで大長山島に渡ったのですが、国策で昨年の12月までは外国人は立ち入ることのでき   ない地域で開放されて間もなくということもあり熱烈歓迎を受けました、最初に世界で唯一と言っていたナマコ博物館なるものを視察し、その後水中に潜り調査を行いました。水中は全く磯焼け現象が見られなくワカメや昆布が繁茂しておりたぶん日本も昔はこんな風に豊かな環境だったのだろうなと思いながら撮影等を行ってきました。中国では私有地が存在しないらしく土地も海域も借地権のようなものを設定してビルを建てたり養殖をするそうです。この大長山島の海も見渡す限りホタテなどの養殖施設がありこれがすべて1企業のものだと聞いてそのスケールにびっくりしました日本とは感覚と制度がかなり違います。(興味のある方はグーグルで見るとわかるのですが無数の施設が見えますよ)

また大連近辺だと思うのですが普通にナマコの真空パックが売られています、こちらの人は毎日ナマコを食べるそうで、これを食べると風邪をひかないとか言ってました。我々の感覚では中華材料のイメージがあり、北京オリンピックの影響でナマコの値段が上がりその後値崩れをするのではとのことでしたが確かに北海道のナマコは一級品で高級食材だそうですがそれ以外のナマコも大量に消費されているそうです。


初めて中国に行ってみて思ったことは北京オリンピックは一つの通過点にしか過ぎないだろうと思いました、あれだけの広い国土と国民そして企業力これから益々近代化が押し進められていきインフラの整備や、環境問題、を含めてとてつもなく本当の大国になっていくような気がしましたおちおちしてられません、もう追い抜かれているかもしれません。但し反対に日本が蓄積してきた様々なことをこれからビジネスチャンスとして活かせるかもしれません。よく大企業が中国に行き失敗したとか撤退したとかよくない話を聞きますがお会いした中国の会社社長は人との縁や義理を大事にする方でした、うまく手を結ぶことで灯りが見えるような気がします。但し商売には本当に厳しく接している、そんな印象を受けました。

最後にTHE宴会の話です、、、、、、
毎日々宴会の日々でした中華料理は海鮮系が中心であり味付けも非常においしく私的には口にすごく馴染みました、宴会は主に個室で行われまして人数に合わせた部屋の広さがあり(と言っても一般的な日本の倍くらいの広さ)オーナーが必ず上座にいます。
料理が5品位揃ったところでオーナーの挨拶乾杯で宴が始まります、このとき飲むお酒が白酒と書いてバイチュと読みますこれがすごくてアルコール度数が52度あり基本的にのめる方は小さめのグラスで一気に飲みグラスを両手で傾けてお酒が残っていなことを示します、そのあとは基本的に一人で飲んではいけないようです、また次の人が挨拶してと延々続き酔っ払ってくると目が合えば一対一で乾杯が始まり、席を立ち乾杯をし、10人くらいでそのバイチュが4本くらい無くなると今度はビール(ビーチュと発音)でまた延々と続きます。土田的にはお酒は強いと思っておりましてなんとかついて行きましたが中国の人は半端なく強い!!!!しかし帰国してから胃がおかしくなり10日間お酒が飲めず胃カメラまで飲む羽目になってしまいました、、、、、、後で聞くと無理して飲まなくても全く問題はなく単に土田的に勢いがついてしまったのが原因でございました、、、、
遠いようで近い国、中国。
もっと勉強をしようかなと思っています。
取りあえずレッドクリフP-Ⅱ見てきました!
また行く機会があると思いますが私たちの環境調査工事の会社としても何かビジネスを見つけていきたいと思っております。

1 件のコメント:

  1. 私も最近、大連と大長山島へ行きました。主に帆立養殖漁業者の実態についてです。私は北海道の佐呂間で漁師をしており、佐呂間で一人ノシ(ケタ)40本が平均というか、組合でそう決められているのですが、島の人で一人2000本ある人も…。今でこそ養殖技術に苦戦しているみたいですが、成果を挙げた時は、日本の帆立漁業者を震撼させるだろうと感じてます。

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